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なつ
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「ルノワール -伝統と革新」展 
ルノワール展

六本木の国立新美術館で開催中のルノワール展を見に行った。
展示されているのは、国内外の美術館から集めた約80点のルノワールの作品。
つまりは、全てルノワールの作品。
いくつかの作品を、展覧会の中や美術館の常設展などで見たことはあっても
こんなに多くの作品を一回にまとめて見るのは初めてだと思う。

ルノワールと言えば、暖かい色調、柔らかい筆遣いの「印象派の巨匠」というイメージがある。
けれども、1980年頃には、自分の印象主義的な手法に行き詰まりを感じるようになり、
ちょうどこの頃に旅したイタリアで古代からルネッサンスの芸術、特にラファエロに感銘を受け、
輪郭のはっきり描く「アングル様式」と言われる古典的様式へと進んでいった。
そして、この約10年の模索時期を経て、1990年代以降は豊かな色彩を重視した作風へと更に変貌を遂げていったとのこと。
このような作風の変遷を、テーマや技法を切り口とした展示で、自然に理解することが出来た展覧会だった。

◆特に印象に残った作品(覚書)◆
第Ⅰ章 ルノワールへの旅
アンリオ夫人 1876年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー
アンリオ夫人
会場に入って一枚目の作品。
淡い青と白の背景を背に、胸の開いた当時流行の夜会服を着てたたずむ女性。
モデルは、当時かけだしの舞台女優アンリエット・アンリオ。
すっと通った目鼻立ちと可憐な表情。
一瞬で好きになって、ルノアールの世界に引き込まれた。

団扇を持つ若い女 1879-1880年頃 クラーク美術館
団扇を持つ若い女
日本の団扇や、菊を思わせる花が描かれている。
1878年のパリ万国博覧会をきっかけにブームとなったジャポニスム(日本趣味)
つい先日、美術講座で話を聞いたばかりだったのでとても興味深かった。
モデルはコメディ=フランセーズの人気女優ジャンヌ・サマリー。

ブージヴァルのダンス 1883年 ボストン美術館
ブージヴァルのダンス
帽子に隠れているけれど、男性の女性を見つめる視線を感じる。
うしろのテーブルで語り合う男女のざわめきが聞こえてきそう。
音楽が聞こえ、踊りだしたくなりそうな一枚。
*ダンス三部作といわれる作品のひとつ。
「田舎のダンス」「都会のダンス」共にオルセー美術館がある。

第Ⅱ章 身体表現
帽子の娘 1910年 損保ジャパン東郷青児美術館
ノースリーブの白い夏服にバラを飾った帽子を飾る女性。
*どうも私は、ルノワールの裸婦には今ひとつ魅力を感じないみたいだ。

第Ⅲ章 花と装飾画
縫い物をする若い女 1879年 シカゴ美術館
縫い物をする若い女
柔らかな光の中、針仕事にいそしむ女性。
青、紫の色調が美しい。

タンホイザーの舞台(第1幕)(第2幕)共に1879年 個人蔵
タイホイザーの舞台第1幕タイホイザーの舞台第二幕
ワーグナーの歌劇を題材にした装飾画。
騎士タンホイザーが美の女神ヴィーナスに溺れていく様子を描いている。
天使たちが舞っていて、ふわふわ柔らかい印象。
見ていると幸せな気分になる絵。

イチゴのある静物 1914年 ブルックリン美術館
しずる感たっぷりの熟した苺がお皿に山盛りに盛られている。
思わず食欲が沸き、食べた後を想像して幸せな気分になる絵。

第Ⅳ章 ファッションとロココの伝統
レースの帽子の少女 1891年 ポーラ美術館(ポーラ・コレクション)
レースの帽子の少女
 


ルノワール-伝統と革新
国立新美術館
2010年1月20日(水)〜4月5日(月)
毎週火曜 休館
公式サイト

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なつ
美術館・展覧会   2 2

:美術館・博物館 展示めぐり。 - :学問・文化・芸術


私も行ってきました
ご無沙汰しています。
覚えていらっしゃいますか?
ドタママです。
私も先月東京に行ったとき、友人とルノワール展行ってきました。
きれいな色彩に、ため息をついて見ていました。
ルノワールの絵画は、少女漫画で育った私たちの年代では
充分、満足できる鑑賞でした。
東京はいろんな美術展が見られていいですね。
2010/02/09 22:45 | | edit posted by ドタママ
ドタママさんへ
もちろん覚えていますよ!
お元気でいらっしゃいましたか。
ドタママさんも行かれたんですね。
ルノワールは、色彩が豊かで、見ていて楽しくなりますよね。
私も少女漫画で育ったので、わかります^^
ホントに、東京は展覧会が充実してますね。
もっと頑張って行かないと…と思います☆
2010/02/10 20:03 | | edit posted by なつ














 

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| すぴか逍遥 | 2010.02.11 23:37 |
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| 関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~ | 2010.02.10 01:17 |
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