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ボルゲーゼ美術館展
ボルゲーゼ美術館展

ボルゲーゼ美術館の作品がまとまって日本で公開されるのは初めてらしいし、
目玉の展示作品はラファエロとカラヴァッジョだし、
東京都美術館が前面改修で休館になる前の最後の企画展…。
会期の後になる程、混むに違いない!
そう思って始まって間もない1月中に行ってきた。
平日の午後で、展示作品が48点と少なめで(でも、内容は充実!)
作品と作品の間隔が広めだったので、いつもより観るスペースにも余裕がある感じ。
じっくりと自分のペースで鑑賞出来て、気持ちよい時間を過ごした。
美術と聖書について、もっと勉強したい気持ちが高まった展覧会だった。

《ボルゲーゼ美術館》
教皇パウルス5世の甥として、教皇庁で権勢を誇ったシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の美術コレクションとそれを収めるために建てられた邸宅に端を発する。イタリア・ローマ市北東部の広大なボルゲーゼ公園に位置する。コレクションの基礎になっているのは、シピオーネ枢機卿が収集した古代彫刻の数々とルネサンスから彼の生きた時代、つまりバロックにかけての彫刻・絵画。

◆特に印象に残った作品
序章 ボルゲーゼ・コレクションの誕生
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ 「枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼの胸像」 1632年頃
枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼの胸像
威風堂々とした胸像。
大理石の表面が光沢があって輝いているのもこの人のイキオイを現しているような気がする。
枢機卿ということは聖職者なんだけれど、それより大富豪のコレクターという印象かな。

Ⅰ章 15世紀・ルネサンスの輝き
サンドロ・ボッティチェリとその弟子たち 「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」 1488年頃
サンドロ・ボッティチェリとその弟子たち 《聖母子、洗礼者ヨハネと天使》1488-90年
聖母マリアに抱かれたイエス・キリストが中央、その後ろに6人の天使たち、右下に洗礼者ヨハネ。
円形の中にバランスよく配置されている。
(円形の絵画は、トンドというらしい。)
優雅に聖母マリアを囲む天使達に比べて、洗礼者ヨハネの「ひざまずき振り」がケナゲな感じ。
幼いキリストの幸せそうな表情にうっとり。
小さなぷくぷくとした手で祝福ポーズをとっているのも可愛い。
思わず絵の前で、祝福ポーズの真似っこをした。
*左手にもつザクロは、豊穣多産、復活の象徴。

ラファエロ・サンツィオ 「一角獣を抱く貴婦人」 1506年頃
一角獣を抱く貴婦人
女性の表情がきょとん…!
確かに、モナリザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)似た感じがする。
一角獣(ユニコーン)が不自然…と思ったら、もともと犬を描こうとしていた可能性もあるらしい。
足の持ち方が妙で、折り曲がり方が猫みたい。これも不思議…。

〔特別出品〕ボルゲーゼと日本:支倉常長と慶長遣欧使節
「支倉常長像」 アルキータ・リッチ 
 この時代の日本人がローマで油絵の肖像に描かれ、コレクションのひとつとして残っているのに感動した。
 行っている間に日本のキリスト教をとりまく環境は激変したらしい。
 もう一回、遠藤周作の「侍」を読みたい。

Ⅱ章 16世紀・ルネサンスの実り‐百花繚乱の時代
初めて知る画家の名前が多かったコーナー。
一番気に入ったのは、この作品。
レダ ルクレツィア
「レダ」                  「ルクレツィア」
ミケーレ・デイ・リドルフォ・デル・ギルランダイオ 1560-70年頃
とにかく美しかった。。

Ⅲ章 17世紀・新たな表現に向けて‐カラヴァッジョの時代
カラヴァッジョ  「洗礼者ヨハネ」 1609-10年
洗礼者ヨハネ
38歳で亡くなったカラヴァッジョ最晩年作品。
けだるい雰囲気の洗礼者ヨハネにびっくりした。
も鬱屈したようなもの憂げな表情だし、身体も若々しく溌剌というより、
ちょっと荒れた生活をしていて浮腫んでいる感じもしなくもないし。
口論の末に殺人を犯して、逃避行のなかで描かれた作品らしい。
当たり前だけど、画家の人生って、絵に表れるんだなぁと実感。


ボルゲーゼ美術館展 
会場:東京都美術館
最寄り駅:上野駅(JR・東京メトロ・京成)
会期:2010年1月16日(土)~4月4日(日)
東京都美術館ホームページ
東京展公式サイト

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美術館・展覧会   0 1

:美術館・博物館 展示めぐり。 - :学問・文化・芸術
















 

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| すぴか逍遥 | 2010.02.11 23:39 |
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