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なつ
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美しき挑発 レンピッカ展 @bunkamura ザ・ミュージアム
タマラ・ド・レンピッカ展

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている
「美しき挑発 レンピッカ展~本能に生きた伝説の画家」を見てきた。

どこかで見かけたことはあったかもしれないが、
タマラ・ド・レンピッカという名前を知ってきちんと絵を見るのは今回が初めて。
けれど、展示の章立ても時代順になっていたし、絵ごとに説明プレートがあったので、
予備知識がない私も、すんなり彼女の世界に入ることが出来た。
絵を見ての第一印象は「彫刻みたいな絵だな」
もっというなら、車とかバイクみたいなメタリックな感じも。
かっこよくてオトコマエな感じ。
静よりは動。
とてもインパクトがある。
マドンナが大ファンというのもわかるような気がした。

そして絵よりもインパクトがあったのは、
彼女のキャラクターというか、生き方というか、生きる姿勢みたいなもの。

展覧会中、いくつかの彼女の言葉が紹介されていた。

 「私の作品はどれも自画像なのです」
 「画家として稼げるようになったら絵を2枚売るごとにダイヤのブレスレットを一つ買うわ。
  そして腕を宝石で埋め尽くすの。」

自分の魅力、能力を知り、それを最大限に(あえて言うなら)利用し、
やりたいことを貫き、自分の人生を生きた人。
人に何と思われようとも、言われようとも、
自分を一番知っているのは、自分なのだから、
そして、自分を最上に見せられるのは自分なのだから。

それは自分の人生を、自分が一番楽しむコツなのかもしれない。
私も、強い女になりたい。
いろんな意味で。
よわちんな自分を振り返り「彼女にあやからねば。」と思いながら展覧会場を後にした。

+ + +

◆印象に残った作品(覚書)
プロローグ ルーツと修行
第1章:狂乱の時代(レ・ザネ・フォル)

青いスカーフ 1930年 
しっかりと自分を知りおしゃれをし自由を謳歌しているような女性。
けれど彼女は、現実に満足していないのだろうか。
どこかさめたような、現実を冷静に見つめるような目に惹き付けられた。

摩天楼を背にした裸婦 1930年
ニューヨークの無機質なビル群を背景にした裸婦。
磨きぬかれた美しい身体、けだるそうな表情。
手に持つオリーブが印象に残った。
*今回のマイベスト1

シュジー・ソリドールの肖像 1933年
シュジー・ソリドールの肖像
ビル群と一体化したような肌質に描かれたモデルが挑発するようにこちらを見る。
モダンなボブカットの金髪、さし色のような青が美しかった。

緑の服の女 1930年
緑の服の女
モデルは娘、キゼット。
けれど娘を描きながら、絶対自分が入っている…。
そして言っていると思う。
「自分は娘より美しい。こんなに美しかった」
考えすぎかなぁ。

マンドリンを弾く女 1933年頃
マンドリンを弾く女
青いスカーフもそうだが、レンピッカの青が好きみたい。
何でマンドリンなんだろ。

第2章:危機の時代
難民 1931年
修道院長 1935年
修道院長
このころ世界恐慌が原因で肖像画の注文は途絶え、
当時のタマラ・ド・レンピッカはうつ病に苦しめられていたという。
それまでのモダンで自己主張する画風から一転、
テーマも使う色も重く暗い絵になったことに驚いた。

第3章:新大陸
エピローグ 復活

この展覧会の音声ガイドナビゲーターは、夏木マリさん。
耳元でタマラに囁かれているような錯覚を覚え、ゾクゾクした。
おすすめです。


タマラ・ド・レンピッカ(1898年~1980)
 1920年代~30年代にかけてヨーロッパを圧巻したアール・デコを代表する女性画家
ワルシャワの良家に生まれ、思春期をロシアとスイスで過ごす。18歳で弁護士レンピッキ伯爵と結婚する。翌年ロシア革命でパリへ亡命。働かない夫を尻目に画業で身を立てる決心。時代に翻弄されながらも女性の自由な生き方を実践し、狂乱の時代とも呼ばれた1920年代のパリで独特の作風により、画家として一躍注目された。やがて第二次世界大戦の脅威の中、アメリカに亡命。その後、時代とともに次第に忘れさられていった。そして70年代に再評価され、1980年に82歳でその劇的な人生を終えた。(Bunkamuraザ・ミュージアム展覧会サイトプロフィールより引用)

「美しき挑発 レンピッカ展~本能に生きた伝説の画家」
会場:東急Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2010年3月6日(土)-5月9日(日)
開催期間中無休
開館時間:10:00-19:00、毎週金・土曜日21:00まで
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/10_lempicka/index.html
レンピッカ展ポスター2 レンピッカ展ポスター1

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なつ
美術館・展覧会   2 3

:美術館・博物館 展示めぐり。 - :学問・文化・芸術


なつさんこんばんは。お返事が遅れて失礼しました。TBとコメントをありがとうございました。

オトコマエの絵、まさに仰る通りですね。決して新しい作風ではないのですが、どれもかっこ良くて見惚れてしまいました。強烈な自意識も少し影があってまた興味をそそりますよね。近いうちにもう一度行ってこようと思います。

素敵なブログですね。今後とも宜しくお願いします。
2010/03/16 20:34 | | edit posted by はろるど
はろるどさんへ
はろるどさん、コメントとTBありがとうございます!
本当に、ここまで自意識が持てる人はあまりいないような気がします。
でもそれがどこまで彼女の本心だったのか、興味をそそられました。
彼女には、ほっといてよ!と言われそうですが(笑)
かっこいい絵と生き方で、元気を貰って帰った展覧会でした。
こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願いします。
2010/03/17 19:12 | | edit posted by なつ














 

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